firefly

Bump Of Chicken firefly歌詞
1.firefly

作詞:藤原基央
作曲:藤原基央

蛍みたいな欲望が ハートから抜け出して
逃げるように飛び始めたものが 夢になった

当然捕まえようとして 届きそうで届かなくて
追いかけていたら 物語になった

色んな場面を忘れていく

笑って泣いた頃もあって そうでもない今もあって
どっちでもいいけど どっちでも追いかけていた

分かれ道もたくさんあって 真っ暗に囲まれて
微かな金色に 必死で付いていった

いつの間にか見えなくなっても 行方探している
命の仕掛けは それでもう全部

色々と難しくて 続ける事以外で
生きている事 確かめられない
報われないままでも 感じなくなっても
決して消えない 光を知っている

諦めなければきっとって どこかで聞いた通りに
続けていたら やめなきゃいけない時がきた

頑張ってどうにかしようとして 頑張りの関係ない事態で
ふと呼吸鼓動の 意味を考えた

解らない事ばかりの中 唯一解っていた
大切なものが あぁ

一人だけの痛みに耐えて 壊れてもちゃんと立って
諦めた事 黄金の覚悟
まだ胸は苦しくて 体だけで精一杯
それほど綺麗な 光に会えた

物語はまだ終わらない 残酷でもただ進んでいく
おいてけぼりの空っぽを主役にしたまま 次のページへ

色んな場面を忘れていく
命の仕掛けは わずかで全部

色々と難しくて 続ける事以外で
生きている事 確かめられない
報われないままでも 感じなくなっても
決して消えない 光を知っている

一人だけの痛みに耐えて 壊れてもちゃんと立って
諦めた事 黄金の覚悟
今もどこかを飛ぶ あの憧れと
同じ色に 傷は輝く


2.ほんとのほんと

作詞:藤原基央
作曲:藤原基央

尖った言葉がいくつか 壁にぶつかって 転がって冷えた
ざわついたまま 静かになって 時間だけがすり抜けた

誰かが誰か傷つけて だからどちらも 傷ついて
お揃いの気持ちで 離れながら お揃いの気持ちで側にいた

声が聞きたくて なかなか声が出せなくて
心は何度も 呼んでいるのに

怖くて痛くて惨めでも大事で 隠して鍵かけて 忘れたふりして
守ってきた ほんとのほんとが 二人分でずっと 呼び合っているのに

大人の顔をしてから 生き方がちょっと 雑になった
普通の事だし 普通が大変で 時間に大体運ばれた

尖った言葉が的確に 胸を貫いて 転がって冷えた
何も出来ないよ 震えながら 押さえつけていくのだろう

側にいる意味を考えて なかなか辿り着けなくて
体はとっくに 解っているのに

生まれた時くらいの裸の声で 動物のままで 育たない声で
鏡みたいに 同時に触って

今が終われば今までに戻って それでもいいよ 今の続きなら
守っていく ほんとのほんとが 一度でもちゃんと 抱き合えた

分けられない ほんとのほんとが 二人分でずっと